海苔の基礎知識
日本の食卓に馴染み深い食材の一つに「海苔」があります。
古くは奈良時代の風土土記に記述が見られ、昔から日本人の食文化に定着しその製法も時代の流れの中様々な技法とともに進化していきました。
数ある海苔のなかでも、50年以上続いている長尾海苔ほどすばらしい海苔はそうはないと自負し、誇りを持って生産、販売しています。
熟練の職人が漁連入札会へ直接行き新鮮で選りすぐりの海苔を仕入れています、それゆえ品質と価格には自信をもっています。
海苔の栄養と効能
1日に2枚の海苔を食べると老化の予防ができると言われ、ビタミンの宝庫と言えます。
腸内環境を整える食物繊維、美白効果が期待できるビタミンC、疲労回復や口内炎を直してくれるビタミンB1、B2、海のお肉とも言えるほどの高タンパク、他にも肝臓の働きを助けるタウリンやガン予防が期待できるEPA,カルシウムや鉄分、ミネラルも含むまさに医者いらずの総合栄養食品なのです。
現代人の炭水化物離れ(パンなどの欧米食)が進むなか、お米との組み合わせは海苔の右に出るものは無いと言っても過言ではありません。
おいしく食べていただくために
海苔は本来、パリッとした食感の健康食です、最高の海苔は半分に折った際、二つにパリッと折れて割れます。
袋から出して15分も放置すると海苔は湿気を含みしなっとなってしまいます。
しっとりとした海苔が好みな人もいますが新鮮さと食感を楽しむなら保存方法にも気をつけましょう。
おばあちゃんの知恵袋:海苔の以外な活用法
先人はやけどを負ってしまったとき、すぐに水で冷やしたっぷりと水を含ませた海苔をピタッと貼り付けて応急処置の薬として使っていました。ひどい場合には、2枚、3枚と重ね貼りをします。患部を冷やしながら保護することができ、治りが早いと言われています。昔の人の知恵袋ですね。
炙ることで極上の食感に!焼き立ての美味しさを身近に
海苔は焼き立てでお届けしています。焼きたての海苔は至福の味わいです、普段の海苔との違いをすぐにわかっていただけると思います。
老化予防ができる
海苔に含まれるたくさんの成分が脳や心臓の老化を予防し、カルシウムは強い骨や歯をつくってくれます。美白に必須のビタミンCもたくさん入っており、髪や爪の艶には海苔のタンパク質が欠かせません。アミノ酸・EPAと呼ぶうまみのもとである油脂も入っています。海苔を1日2枚食べることで、これらの栄養素が確保できると言われています。
子どもの栄養摂取に手軽にとり入れられる
昨今は子どもの鉄分・カルシウム不足、大人でも骨折・高血圧などの症状が叫ばれています。海苔のカルシウムは0.4~10.6%ほど。1日2枚ていどであれば無理なくとりやすいので、海苔は総合栄養食としての医学的価値を評価されています。
初摘み海苔は柔らかく高栄養
養殖シーズンに成長状況に応じて刈り取りを行うのですが、第一回目に摘んだ海苔のことを「初摘み」または「一番摘み」と呼びます。
高たんぱく低カロリー、ビタミンやミネラルもたくさん含み、血中のコレステロール値の低下など動脈硬化の予防も期待できる海苔の中でも「初摘み」の海苔はこれらの栄養分をより多く摂っていただくことができます。
保存の仕方
高温・多湿を避け、冷暗所にて乾燥剤を入れて保存するのが一般的ですが、できればアルミ袋と乾燥剤を一緒に入れ密閉状態にするのがベストです。アルミ袋はネットでも購入できます。
ジップロックに入れて冷蔵庫(冷凍庫)で保存するのもおすすめです。